工学科 先端工学コース

日本の成長戦略の一つとして注目を集める「ロボティクス関連事業」。先端工学コースでは、ロボティクスや3Dプリンタなど先端技術に関する学習活動を通じて、研究開発や操作運用に関わる技術者の基礎的な素養を身につけ、大学等での専門的な分野へとつなげていきます。先端工学コースで学んだ生徒が将来、広島の製造業の高度な技術の一翼を担う技術者として「広島の未来をつくる」ことが期待されます。

目指す進路
ロボティクス関連理工学系大学への進学
工学系・情報系専門学校への進学

ロボティクスを通じて世界をリードする先端技術につながる

先端工学コースでは、「ロボティクス」を中心に電子制御技術や作動プログラム、力学構造などについて学びます。2年次には「ロボティクス基礎」で、簡単なロボットを製作することで構造や作動プログラムの基礎を確認、3年次には「ロボティクス応用」を通じて、複雑な動きを可能とするロボット作成を目指します。また、「課題研究」では理工系大学と連携しロボティクス研究に取り組み、研究発表を行います。

先端の「3D・CADソフト」「3Dプリンタ」を導入

1年次に学習する「製図」の知識を活用し、コンピュータを利用した製図である「CAD」の操作をマスターします。さらに発展的な取り組みとして「3DCADソフト」を導入、作成した3Dデータを基に「3Dプリンタ」で実際に創作活動を行います。3Dプリンタならではの効果的な活用技術の修得を目指します。

検定を通じて工業技術に関する知識を確実に習得

工学科では工業技術に関わるものとして必要な基礎的な知識習得の一環として「工業数理検定」「情報技術検定」を全員で受験します。また、先端工学コースでは「CAD検定」への挑戦も可能。検定・資格を通じて自らの知識と技術を確実なものにすることができます。