
2年普通科では総合的な探究の時間で「高校生Ring」というビジネスコンテストに取り組んできました。「高校生Ring」は株式会社リクルートが主催する「アントレプレナーシップ」を身につける機会を提供する高校生のための参加型プログラムです。
今年度、全国164校 32,244名の中からセミファイナリスト30組に、本校から1チームが選出されました。
2次審査を通過した「チーム岸」の杉本くん、岸くん、原田くんは「観光ガイドサービス」という、地元住民の方がガイドになり、ガイドブックには載っていないような観光を楽しめるサービスを提供するビジネスプランを考えました。
3次審査エントリーのため、高校生Ringを主催する株式会社リクルートの方とのミーティングを重ね、プランのブラッシュアップやプレゼンテーション作成に取り組みました。


杉本くんは「一番苦労したのは、アイデアを”ビジネス”にすることでした。コストや収益構造を考えて利益をいかに出すかを考えることが大変でした。」と語ってくれました。一方、原田くんは「競合サービスとの差別化をどう図るかを考えるのが難しかったです。」と話してくれました。
このサービスのアイデアの発案者は岸くんだったそうですが、そのアイデアを元に、3人が協力しながら1つのビジネスプランを作り上げました。それぞれの強みを生かして取り組むことで、仲間の大切さや普段何気なく利用しているサービスをビジネスの面から捉える視点を身に付けることができたようでした。
残念ながら3次審査通過は叶わず、ファイナリストにはなれませんでしたが、 「最終審査に進むことはできなかったけど、精一杯やったので悔いはありません。 」と晴れやかな表情で話してくれました。
これからも「答えのない問い」に 挑み続けて欲しいと思います。
『高校生Ring 2024』セミファイナリスト30組、「高校生Ring AWARD 2024」の審査員が決定! (高校生Ring2024 Webページ)