2月8日(土) 広島経済大学フットボールパーク
1月11日から始まった新人大会もついに決勝戦を迎えました。対戦相手はAICJ高校さん。全日本高校選手権出場メンバーが全員残るAICJに対し、山陽1・2年生新チームが挑みます。
前半、後ろでボールを回しながら丁寧にパスをつなぎゴールを狙うAICJ。対する山陽は粘り強く守り、逆にFW陣が縦に切り込みチャンスを伺います。0-0で前半終了、緊迫した好ゲームとなりました。
後半、AICJに流れが傾き始めます。しかし集中力を切らさない山陽イレブン、DF・MF一体となったディフェンスで流れを引き戻します。お互い決定的なチャンスをものにできず時間が過ぎていきます。
そのまま延長に突入するかと思われた終了間際、山陽10番からパスを受けた11番が左サイドからドリブルを仕掛け相手をひきつけます。そこでフリーとなった10番に11番からパスが通りミドルシュート、ボールは絶妙なコースでゴール右上に吸い込まれます。これが決勝点となり1-0で山陽の勝利となりました。
山陽は創部9年、大会参加7年で初の新人大会優勝となりました。
三年生が引退して「キーパーのいない新チーム」となった1・2年生。フィールドの選手3人が交代でキーパーを務める中、選手たちが自主的にミーティングを重ね、自分自身に向き合いながら成長していく2か月間でした。そして新人大会を通じて「信頼しあう仲間」として戦うことができたことが、大きな成果に結びついたのだと思います。
大会を通じてご声援いただいた多くの皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
次はフジタ杯、「一試合でも多く」できるよう頑張ります!