6月2日(日)広島経済大学フットボールパーク
前日の準決勝、広島皆実高校さんとの対戦を4-0で勝利し、決勝に進出した山陽高校。対戦相手は広島県高校総体14連覇中の広島文教大学附属高校さんです。
15時キックオフ。はじめ文教の攻勢をしのぐ山陽、粘り強いディフェンスから次第にチャンスを作る展開となります。前半を0-0で折り返し後半へ。
後半も集中力が切れない山陽、右サイドからチャンスを作りゴールに迫ります。試合は両者譲らない大接戦、後半も0-0で終了。延長戦へともつれ込みます。
延長前半、山陽は決定的なチャンスを作るも文教キーパーの好セーブで得点ならず。0-0で折り返します。延長後半、意地と意地のぶつかり合いが続きます。後半残りわずか、縦に突破を図る文教の選手を身体を張って止めにいった山陽DFにファウルの判定。フリーキックとなります。ゴールからはかなりの距離。しかし文教のキッカーが放ったボールはグンと伸び、そのままゴール上枠に吸い込まれます。あまりに見事なキックに会場が沸きます。完璧なシュートでした。
残りわずか、山陽は総攻撃を仕掛けます。そのようななか得たフリーキック、山陽キッカーの放ったボールはわずかに上に逸れバーにはじかれます。さらにコーナーを得た山陽、ゴール前に蹴りこまれたボールもあとわずかで押し込めず…そのまま終了のホイッスル。目標だった県総体優勝の扉は開きかけたものの、突破することはかないませんでした。
2014年9月、広島県女子サッカー選手権大会で初めて文教さんと対戦した時のスコアが0-17、同年10月に高校女子サッカー選手権広島県予選で対戦した時には1-18。あれから5年、次こそはという熱い気持ちでこの夏をがんばろうと思います。
優勝された広島文教大学附属高校さんの中国大会での健闘を心よりお祈りいたします。
大会を通じて応援してくださったみなさまに感謝申し上げます。ありがとうございました。