工学科二年生 溶接初挑戦!!

先週のことですが、工学科の2年生が「機械実習」という科目名の授業で「溶接」に初めて取り組みました。

授業のメインは可燃性の混合ガスに点火し、金属が溶融する温度まで火力を調節して行う「ガス溶接」です。

本校の実習で利用している鉄は約1000℃で溶融しますので、それよりもかなり高い温度が必要となります。

写真の炎は約3000℃で、簡単に鉄を溶かしてしまいます。

 

私たちの身の回りで、このような高温に耐えうるものはほぼ存在しておりませんので、作業の際には細心の注意を払い、作業終了時にはヘトヘトになってしまいます。

                              
作業者の側にペアの生徒が付き添い、安全を確認します。

今回の写真は溶接設備を利用して行った「溶断」の作業です。高温の炎を勢いよく噴射し、溶融した金属を吹き飛ばすことで材料を目的の形状に切断する技術です。

噴射時の音が大きく、飛び出す火花も大きいことからドキドキするようです。

                         
作業者の目線に近い位置から撮影すると、3000℃が目の前に!!!

 

授業では危険性を特に強く説き、安全を確保して作業に取り組んでいます。一見すると恐ろしい作業のように見えますが、同時に工業分野の中では華のある作業ですので生徒の皆さんには人気の高い作業です。

一緒に取り組んでみませんか??