文部科学省DXハイスクールに本校の工学科が採択されました。
DXハイスクールは、情報、数学等の教育を重視するカリキュラムを実施するとともに、ICTを活用した文理横断的な探究的な学びを強化する学校などに対して、そうした取り組みに必要な環境整備の経費を支援するものです。
山陽高校工学科のDXハイスクールのコンセプトは、
【DX STREAM~中学・高校・大学・産業 先端技術教育で広島のものづくりを繋ぐ~】
STREAMは「人・もの・出来事の」連続、流れ
「考え方や世間などの」傾向、動向、方向
光線、一筋の光 などといった意味があります。
先端技術教育で小・中学校から高校・大学→産業へと繋ぎ(STREAM)、広島の企業をさらに活性化させる人材の育成を目指します。
本校のDXハイスクールでは以下3つのDX化を進めます。

・DX-Laboratory
デジタルものづくりの中心として先端技術推進室を設置。
(3Dプリンター、3Dスキャナー、光造形プリンター、レーザー加工機、VRゴーグル、ドローン、グラフィックボード搭載高性能PC、生成AI等)
将来的にはメカトロニクスのステージを拡大し、自動生産システムの構築と半導体に関する教育を検討していきます。
・DX-STREAM
従来から行ってきたSTEAM(S)教育にR:ロボティクスを加えることでより実践的な問題発見・解決型デジタルものづくりを実現し、その成果を発表していきます。(宇宙エレベーターロボット競技会、全国情報教育コンテスト、大学合同のシンポジウムを企画し研究発表)
小・中学校と連携し、デジタルものづくりの授業体験やワークショップを実施します。
6月21日(土)第1回オープンキャンパス授業体験
7月5日(土)宇宙エレベーターロボット競技会ワークショップ
9月13日(土)第2回オープンキャンパス授業体験
10月11日(土)第3回オープンキャンパス授業体験
・DX-Partnership
広島工業大学と連携し、大学教員が山陽高校の実習で先端技術教育を行い、実践的なスキルを修得します。
(データサイエンス、生成AIによる画像生成、脳波やジェスチャで操作するドローンのプログラミング、Unityを活用したVR開発、VuforiaによるARプログラミング等)
大学研究室インターンシップや講義を受講し、最先端技術に触れる機会を創出します。
又、マツダ株式会社と連携し、技能オリンピックを目指すメカトロニクス部門と、マツダ工業技術短期大学校の卒業製作の視察、体験、工場見学を行います。
山陽高校工学科ではDX化を進め、現場で求められる専門知識と技能を身に着け、デジタル技術に対応できる人材と、社会課題を解決する力を身に着け、持続可能な社会の発展に貢献できる職業人材になることを目標としています。
