高校生Ring振り返り講演会

2年普通科では総合的な探究の時間で「高校生Ring」というビジネスコンテストに取り組みました。

その振り返りとして株式会社リクルートの長谷川様と赤土様にお越しいただき、講演会を行っていただきました。

まず、高校生Ringに取り組んだ自分を振り返って、「GOOD(よくできた)」と思うことと「MORE(もっとできたな)」と思うことをワークシートに書き込んでいきます。

「MORE(もっとできたな)」と思うことは決して悪いことではなく、そう思えたこと、それに気づけたことが自分に〇(まる)をつけられることなんだとお話しいただきました。

そして一歩踏み出すことの大切さを実体験からお話しいただき、生徒も真剣に聞いていました。

その中で特に強調されていたのが、「行動に移すことが結局一番速い」「人生に”失敗”はなく、それは成功に一歩近づくヒント」であるということでした。

そして、「一歩踏み出すことに意味がある」というお話をしていただき、今回高校生Ringに挑戦してうまくいかなくてモヤモヤしたことも、一歩踏み出した証なんだと生徒たちに伝えてくださいました。

「では、一歩踏み出してちょっとやってみたいと思うことを発表できる人!」と声をかけられるとなかなか手が挙がらない中、手を挙げて早速一歩踏み出した生徒が!
講演後も、片付けを率先して行い「早速一歩踏み出してみた!」と嬉しそうに話してくれる生徒がいました。

講演後、本校生徒の都志見さんと講演者の方で少しお話する機会を持たせていただきました。都志見さんは今回の高校生Ringに熱心に取り組んだ中でうまくいかないことに「モヤモヤ」を抱いていたそうですが、それが一歩踏み出したからこその気持ちなんだと気づくことができたと話してくれました。
都志見さんの高校生Ringの取り組みへのコメントを高校生RingのWebサイトにも掲載していただいています。

『高校生Ring 2023』エントリー案件の傾向は?参加後の変化も紹介! (recruit.co.jp)

その他の生徒の講演後の感想の中にも「 普段の授業で学ぶこととは大きく違い、答えのないものであるためモヤモヤする気持ちがあるけれど、そのモヤモヤした気持ちが大切なものであるということ、そしてそれが1歩踏み出したことになるため自分の成長に繋がるということに気づくことが出来ました。」というものがありました。

今後、「答え」のない問いに挑んでいく生徒たちに「人生に失敗はないんだよ」と温かくエールを贈っていただいた長谷川様、赤土様、本当にありがとうございました。