こんにちは、工学科です。
夏休みも終わり、生徒たちは元気に登校しています。
本日は木工作業の紹介です。突然ですが、下の図をご覧ください。
本校の先生がイメージしながら記入した図です。
工業分野では様々な情報が書かれた図面を基に目的の製品を作っていく場合と、限られた情報の中で自分なりに依頼者の想いを読みながら作っていく場合があります。前者は細かな仕様を総てクリアしながら作成する必要があり、後者は感覚的な期待に答えなければなりません。
今回の内容は、上にお示しした図面を基に作業を進める生徒の姿をご覧ください。
ご覧ください。っとは言ったものの、作業風景の写真を撮り損なっていました。
この写真は、一人が材料に罫書(下書きをしているところです)
両端の二人は図面を見ながら悩み、記入者に指示をしているところです。
今回の作業はすべて手作業で取り組むということで、大粒の汗を書きながら鋸(ノコギリ)で板材から材料を切り出し、ホコリと闘いながら面取り、やすりで表面を仕上げます。
すべての材料が仕上がったら、ボンドと木材用のネジを利用し合体させていきます。
前出の図面を考えると、見事な本棚が完成しました!!
受け取った先生はもちろんですが、作成した生徒もよい表情をしていました。
・・・そもそも先生が図面を作成する段階で寸法ミスがあり、下段に入る予定であったキーボードが入らなかったのはまた別の話です(笑)
いかがでしょうか?普段は厳しい精度で寸法や力を考えなければならない工業ですが、今回のように柔軟に対応していくのも工業です。
魅力一杯の本校工学科で一緒に学びましょう!!!!!